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田村装備開発さんの格闘合宿に参加してきた件

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久々の出稽古 武術家の聖地・田村装備開発での格闘合宿に初参加!その実態を赤裸々レビュー

久々に、また格闘の訓練のために他流への出稽古に参加してきた

今回はあの有名な田村装備開発さんの格闘合宿があるらしいと聞きつけて、即申し込み

戦術訓練や近接格闘の専門性で知られる同社の訓練は、実戦志向の方々から注目を集めていて

今回、初参加者として現場に入り、自身の視点で率直に感じたことを綴っていく

こんな機会はなかなか無さそうで、とても楽しみ

前回は、2年くらい前のASP警棒術のセミナーに参加したのが最後だったかな🤔

やっぱり、意識的に訓練で新しい刺激を入れないといけないなとつくづく感じる

てなわけで、埼玉までgo!

到着and受け入れ

現地に着いた

結構遠いけど、バスが近傍まで伸びているので迷うことはないのが助かる

よく晴れた日で、GWといえど暑い

自分は早くに着いたので、小一時間ほどビルの1Fの広間で待機

無造作に置かれた椅子でぼんやりしながら他の参加者とスタッフの集合を待つ

周りの参加者の印象は、マニアっぽいのやら治安維持系の仕事の人っぽいのやら、様々いる感じ

まだかな🤔

移動開始

なんとなく参加者も出揃った感じ

スタッフがそれとなくアナウンスしてくれて案内

おお

YouTubeで見た先生方だ、凄い などと思っている間に

「では道場にいきましょうか」

あれ?自分は宿泊希望なので、荷物を置いたり着替えたりしたいんだけどな

道場でできる感じかな?

と思いつつゾロゾロと隣接する道場へ

他の参加者は要領を得たもので、スムーズかつ迷いなく移動する

「じゃあ余計なもの置いて、今日は人数多いから外で体操しまーす」

マジ!?もう開始すんだ!?

慌ててiPhone・財布をカバンに突っ込んで外へ

体操・ウォームアップ(急に)

始まっちまったよ

俺、まだオシャレなよそ行きの服とブーツだよ

あっちぃし動けねぇよ

でもそんなのは俺だけで、みんなはハナから動けるスタイルだね、賢いし正解だ🤔

俺が悪かったですごめんなさい

まぁ内容は、本当に少し軀をほぐしてくれた程度なんで大丈夫でした

でも自分初見なんで、説明があると助かります・・・先生

訓練開始

氣を取り直して、主訓練へと移行

この日は、徒手での訓練を教わる

突き方や掴まれた際の対処など、細かいけど大切な基礎的な技術について反復で練習をする

道場が参加人数に比べて小さいので、なかなか錯綜するも周囲を警戒しながらの訓練も良いでしょう🤔

また教官の技術がなかなかに玄妙で、これは一般人の体得には時間が掛かりそうだなとも感じる

なるべく素直に取り組みたいし、何か一つでも多く持ち帰りたいと思う自分としては、経験者・インストラクターであることは隠していたい

そういったスタンスで訓練に参加している

その方が色々と都合が良いからね

モンスター遭遇

そんな最中、また変わった人も居るもので🤔

詳細は省くけど、何やら違和感のある人と組んで訓練をする局面がきた

何か知らないけど、ずっと偉そうでびっくり

教官かな?って一瞬思うけど、違うっぽい

まぁ、そんな事もあるかな

他の人は教官も参加者もとても感じが良くて、優しく訓練をしてくれるので問題なし

他流での訓練は、学びが多くてありがたい

訓練終了・宴会へ

18時頃、本日の訓練は終わり

結構しっかり目に反復練習したな🤔

合間合間で休憩も少しだけ挟みつつ、教官が入れ替わって教えてくれた

詳細は書けないけど、参加者の練習時間が長めなのは嬉しい

実際に教官に技を掛けてもらえたり、掛けさせてもらえるのは貴重な体験!良き!

さて、やっと自分の今日泊まれる部屋に行けるっぽい

と思いきや、すぐさま懇親会に行くとのことで着替えて集合する

まぁ交流も大事よね

色々美味しかったし良し

やっと部屋へ

しかしこの敷地に、事務所ビル・道場・寮が2つあるのは凄いな🤔

決して豪華でも綺麗でもないけど、無料で使わせてくれるのはありがたい

寮は4,5畳に2人で宿泊となった

どうやら自衛隊の方らしく、物腰の柔らかで穏やかな好青年でした

あの変な偉そうな人じゃなくて本当に助かりました、ありがとう

色々と盛りだくさんの一日だったけど、最低限をiPhoneにまとめて就寝

明日の訓練がまだ半日あるからな🤔

2日目訓練

2日目の訓練は、ナイフ格闘とCQCが主要な内容

ナイフやライフルを持った相手を想定したもの

より実践的で、なかなか良い内容です

他にも、田村装備開発さんの独自製品を使った護身術についてを2人組で練習

全体的に訓練時間が長く取られていて、なかなか良い内容かなと感じる🤔

が、ここでトラブルが

プチトラブル→教官の介入

良い検証をしながらの組訓練の最中、それは起きる

昨日居た、変な参加者が発端だ

自分が攻撃されて明らかにやられていたが、止まらない

熱くなってそのまま構わずに突進して過剰に過激を加え続ける、危険な状態へ🤔

格闘技の道場ではたまに起きるんだけど、このようなセミナーでは珍しい

初見・初対面でこのような局面は、まず避けたいところだ

しかし、教官の対応は速くて適切だった

「やめ」「止まれ」

なおも止まらない参加者

「おい!!止まれ!!」

ここで攻撃が止まる

「何やってんだ!向こう行け!」

一喝して、2人を離した

さすがの対応だなと感心してしまった🤔

訓練終了・解散

色々と盛りだくさんな訓練も全て終わり

道場でみんな座して簡単な質疑応答をして解散となった

最後まで怪我等もなく、無事に履修できたのは本当に良かった

またここでしか学べないような理論やエピソードも聞けたのは大きい

あとは荷物をまとめて帰るだけ

ラッキーなことに、寮の部屋は開放していてくれたので荷物も置いておき、帰る前の着替えもできた

こういうとこは、遠方からの参加者には結構大事な要素だと思う

まとめ

結論から言うと…

技術そのものには確かなものを感じた一方で、「得られるものは思ったほど多くはなかった」というのが正直な印象です。ただしそれは否定的な意味だけではなく、自分自身の立ち位置や技術水準を再確認する貴重な機会にもなりました

【良かった点】

  • 教官のスキルは本物
    デモンストレーションにおける動きや構えから、実戦経験に基づいた技術の深さは感じられました。特にナイフ格闘やCQCの一部では、身体操作の鋭さが印象的でした。
  • 参加者の中に親切な方も
    一部の訓練生の中には、初参加者にも丁寧にフォローしてくれる方もおり、ありがたかったです。

【気になった点】

  • 訓練が「継続参加者前提」で構成されている
    初参加者への配慮や導入説明が不足しており、全体的に“内輪感”が強い印象でした。
  • 説明が極端に少ない
    教官が一度動きを見せた後、「はい、やってみましょう」とすぐ実践に移る流れが多く、なぜそうするのか、どう応用するのかといった背景の解説が乏しかったです。
  • 一部の参加者の“信者感”
    ごく一部ですが、教官の代わりのように振る舞う訓練生がいて、初心者にとっては圧迫感を感じる場面もありました。

【総評】

田村装備開発の合宿は、どちらかというと「鍛錬の場」であり、「教育の場」ではありません。実戦型トレーニングの“空気”を体感したい方には適していますが、系統立てて学びたい人や初心者指導を志す人にはやや不向きかもしれません。

ただ、今回参加したことで、「自分がこれまでに学び、教えてきた技術は、決して田村装備開発に劣るものではない」と再確認できたことは、非常に価値ある経験となりました。

【今後に向けて】

今回の経験を経て、あらためて「ヒロ式・生き抜く力」として、誰でも取り組める護身術・実戦的身体操作の伝え方に磨きをかけていこうと強く感じました。

学びは、比較の中で深まるもの。この訓練に参加したこと自体は、自分の技術と立ち位置を見つめ直す大切な一歩でした。

【こんな人におすすめ → 実戦的な訓練の空気を味わいたい人/自衛官や武術経験者】


【結び】

どんな場であれ、参加することで得られる気づきはあります。この記事が、田村装備開発の訓練に興味を持つ方や、独自の護身術を追求している方の参考になれば幸いです。

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